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杏と李の違いに関する情報集: その6
1998年07月30日(水)
アンズ Armeriaca vulgaris(Prunus Armeniaca) は世界各地,とくに日本,朝鮮半島,中国からチベット,ヒマラヤ,中央アジア,カフカス,ヨーロッパに至る広い地域で栽培されている。このなかで最も古く,また変異に富んでいるのが中央アジア地域であることから,アンズの原産地はロシア南部,アフガニスタン,中国西部を含む中央アジアの山岳地帯であると推定されている。この地域からイラン,カフカス地方を経てトルコ,ヨーロッパに伝わった。また,中国北部にも野生化しているのが見られる。一方,中国東部および日本には,酸味が強く樹勢の旺盛なタイプが野生化している。
高さは10メートルを超えることも珍しくなく,各地に大木が残っている。新梢の発生は比較的少なく,少数の枝が強く伸び,次の年にこうした枝に無数の短枝が出て,それに多数の花がつく。葉は広卵形から卵円形で,ウメに比べて大きく,幅が広い。花は直径2.5センチほどで,ふつう一重で縁が波打ち,桃色ないしは淡桃色となる。がくは濃い赤色で花冠との対比が美しい。開花は日本では3月中旬から下旬で,モモより1週間以上早く,ウメの後となる。果実は30グラム程度の小さいものから,100グラムを超えるものまである。果皮
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杏と李の違いに関する情報集: その5
1998年07月22日(火)
『国語大辞典』(小学館)

あんず[杏子,杏]バラ科の落葉小高木。特にその実をいう。中国原産で,栽培品種が多い。広く果樹として植えられる。高さ3-5メートル。樹皮は褐色で堅い。葉は卵形か広楕円形で先が急にとがり,柄があって互生。春,葉に先だって淡紅色または白色の五弁の花が咲く。実は直径3-4センチメートルの球形で,赤みのある黄色に熟し食用とする。種子から杏仁油(きょうにんゆ)をとり,また,杏仁水を作る。からもも。アプリコット。

あんず[案主]平安・鎌倉時代の太政官厨家,院摂関家御厨,国郡司,検非違使庁,鎌倉幕府政所などの諸官庁,あるいは荘園等にあって,文書,記録などの作成,保管にあたった職員。あんじゅ。
あんず[庵主]①庵室の主人。②仏道修行のために造られた庵室の主の僧。また,特に,尼寺の主である尼僧の呼び名。③茶の湯で,草庵の茶室の主人をさす。

あんず[他動詞。サ行変格活用]あんずる。
あんずる[按ずる]①何かしようとするのをおさえる。とどめる。ひかえる。②弦楽器の奏法の一つ。音を上げるために,左手の指で勘所を押したり,実弦をおさえたりする。③なでる。さする。とくに,刀のつかに手をかける
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